最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-03-06

仏教伝来の道 ~平山郁夫と文化財保護~


東京国立博物館平成館で開催された「仏教伝来の道 ~平山郁夫と文化財保護~」の最終日である今日、高校時代の友人と急遽待ち合わせをして上野に出かけました。

文化財保護法制定60周年記念と平山郁夫の一周忌にあたる今企画は、創作活動と共に世界各地で危機に瀕している文化財の赤十字活動に尽力した、彼の被爆者としての平和への志を伝えるものです。

「SAORIKO日記」2/28へのchiheiさんの書き込み、「まずは国立博物館の仏教伝来の道を観に行くべし」を、実践してきました。
アドバイスありがとうございました。素晴らしかったです。

本日同行した彼女は、2001年に奈良・薬師寺の玄奘三蔵院へ大唐西域壁画が奉納される前、下絵の展示を観に来ていて、西方浄土須弥山が強烈に印象に残っているそうです。
平山郁夫の絵と共に、流出文化財保護日本委員会保管の文化財難民たちが並んでいるのも、この企画ならではではないでしょうか。


「タリバン政権が破壊したアフガニスタン・バーミヤンの二大大仏は修復するのではなく、人間の愚かな仕業を後世にそのまま残すべきだ。」というユネスコ親善大使であった平山郁夫の演説を、偶然テレビ番組で観たばかりです。
そして、はからずも薬師寺に奉納された大唐西域壁画のバーミアン渓谷には、二大大仏を納めた石窟が美しいままで描かれています。

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