最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2013-01-28

KCさんを訪ねエミネパールへ

関内のエミネパール
「SAORI横浜」で開かれた東日本のさリコ例会では、12月に行われる「さリコ大会in横浜」の企画について論議がメインテーマ。
帆船のオブジェを作り、参加型でさをり織布を帆にするアイデアが突然浮上し採用されました。
会議終了後、会場となる「横浜創造都市センター」の展示会場と宿泊施設となる桜木町の「ワシントンホテル」を下見。
「創造都市センター」の1階と3階の会場はとても素敵な空間で、只今、女子美術大学の陶芸展を開催中。
3階では作品の撮影が行われていました。

下見後、さをり大宮のスタッフを誘い4人でKCデュネスさんの「エミネパール」を訪問しました。
勤務終了後に駆けつけた東京のスタッフを交え5人で10時過ぎまでネパール料理を堪能しました。

2013-01-26

SAORI東京の看板完成

SAORI東京正面
SAORI東京の看板が本日完成しました。
ピンク系の試作品から少々濃い赤系に変更され取り付けられました。
生徒さんは広くなったギャラリーとすっきりした教室、きれいに並べられた糸棚、静かな明るい環境に大変満足されているようですが、初めて来られる方は地図を片手に迷った迷った!と頬を染めて登場します。
今日も私は、2組の方を近くまで迎えに行きました。
特に心配なことは水曜日の夜クラス生徒さんがどなたも来られていないことです。
仕事終了後、ギリギリで教室に駆けつける方々は、代々木駅前から少々引っ込んだ教室に6時に到着するのは厳しいものがありそうです。夜通う立地としては悩ましいかもしれません。
ところで、本日お越しいただいた最長距離のお客様は青森からいらっしゃいました。
もちろん東京で開催された展示会をご覧になるのが上京される目的だったのですが。裂き織の素敵なコートを身に着けた女性がお友達と大量の糸を買って帰られました。
奇遇なことに、教室の生徒さんの姉上とお知り合いということが判明し、昼休みは話に花が咲きました。

2013-01-25

サロンド ポエム

大原穣子先生と高岡岑郷先生

月1回の朗読サークル・ポエムの定例会です。
マリドラ宅で軽食とお茶をしてスタート。
題目は柴田トヨさんの「くじけないで」と「百歳」から各自が初見で選びました。
柴田トヨさんは明治44年生まれで、90歳を過ぎてから詩人の仲間入りをした方です。
1月20日、残念ながら101歳でお亡くなりになりました。
彼女の飾らない素直な思いが詩の中から伝わってきます。

今日はキンコちゃんが欠席

今年のポエムの活動のために、高岡先生が台本を作ってくださることになりました。

1.明日を生きる:高岡岑郷
2.憲法前文、九条
3.神様:「くじけないで」
4.96歳の私:「くじけないで」
5.被災者の皆様に:「百歳」
6.ことば:「くじけないで」
7.大原穣子先生の著書から

高岡先生の年賀状に掲載された「明日を生きる」をご紹介します。


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    明日を生きる     
                高岡岑郷

子どものころ、戦争のさなかだった
「お国のために死ね」と教え込まれた
子どものとき、戦争は終わった
「戦争をしない国」になったと学んだ
この国で生きて、生かされて喜寿を超えた
この国が「戦争をしない国」であり続ける
そのために
生きて、生き抜いて
今日をみつめて、明日を生きる

2013-01-23

「一般財団法人 知床自然大学院大学設立財団」が設立されました

元職場の先輩である上野雅樹さんからメールが届きました。
彼は現役時代から「知床自然大学」の構想を熱く語られていましたが、北海道に帰られてからユネスコ知床協会事務局長として着実に活動を続け、「知床自然大学院大学設立財団」の立上げまでこぎつけたのです。
私の卒業旅行で仲間と知床に行った時に、北海道ユネスコ大会がちょうど知床で開催されていました。
私たちは彼の実家である「知床第一ホテル」に宿泊し、ユネスコ大会に参加し「記念植樹祭」を楽しんできました。
大学づくり運動の意義を全国に発信したいということですので、私のブログでもご紹介します。

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ご無沙汰しています。
2009年に知床に来られたときゆっくりお話もできず心苦しく思っていました。
おかげさまで、来年はユネスコの全国大会が知床で開催されることになりました。(2014年6月7日8日)
これからは自然大学の必要性を広く国内外にアピールしてゆき開校にこぎつけたいと思っています。

報告です。
ようやく知床自然大学の構想が具体化してきました。
その第一歩として、大学を設立するための推進組織がこの1月に立ち上がりました。
「一般財団法人 知床自然大学院大学設立財団」です。
地元の人々と研究者の方々でこの1月22日に設立されました。
北海道のマスメディアでも大きく紹介されました。
1月22日には北海道新聞の社説にも取り上げられ
「企業や民間から幅広い支援が集まることを期待したい。
そのためには創設の意義を全国に発信していくことが欠かせない」とのエールをもらいました。
プレスリリースに使った資料を添付します。

私もこれからはこの財団を通じて大学づくり運動を進めてゆきます
今までに増してのご声援、ご支援をお願いいたします。
賛助会員制度も用意しています。
あらためてご案内させていただきます。
まずは報告まで。

2013-01-21

8/12 「活けてください花一輪」にコメントがつきました


半年ほど前のブログにコメントがつきました。
東洋大学工学部の杉浦公昭先生からのものでした。
最後の講座でご挨拶したいと思います。
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こんなに整理されたブログを見るのは初めてです。
しかも、その中に私が差し上げた瀬戸物手榴弾に花を活けてこのように美しく世の中にご紹介下さって感謝感激です。
肥田先生の講話も貴女が感じ取られた重要部分が触れられており、こちらもありがたく思っています。
平和は深い芸術とか文化と共に語られるとき、民衆の共感を呼んで大きな広がりを持つものでしょうね。
私もここから多くのことを学びたいと思っています。
資本論の講義も来月で終わりです。
SAORIKO日記のU-KOとはどなただったでしようか? 
宜しかったら名乗って下されば幸いです。 敬具。 
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2013-01-16

オーナーさんから祝花籠が到着

オーナーからの花籠
新しい適塾の建物のオーナーが開校を祝って仙台から花籠を贈ってくださいました。
クール宅急便で届いた荷物の差出人名を見て「スタッフ感激!」
深紅の薔薇と黄色のチューリップが素敵です。
早速、お礼にギャラリーと教室の写真を撮り送ることにしました。
暮れに何軒物件を探したことでしょう。ドタキャンもあり、12月の引越しは流れ、なんと17日に契約を交わすというスタンドプレイで、この建物に決まりました。
教室は年始2週間のお休みをもらい、スタッフは引越し作業に明け暮れたのです。


2013-01-15

オープニングパーティ終了

みさを人形もお出迎え

京都旅行の新幹線を早やめてオープニングパーティに滑り込み。
お客様が帰られた後、代表が見回りいろいろアドバイスをくださいました。
入口のドアの傍にあった着替えスペースはグリーンの奥のガラス戸付近に移動。さすが!いい感じになりました。
入口に向ってお出迎えするみさを人形は、ベストだけでは寒そうなので膝かけをかけてあげるとロングスカートのようでグーです。


市比賣(いちひめ)神社

若い女性の旅行客
願掛け絵馬と人形のおみくじ

2日目にめざしたのは、河原町5条下がるにある「市比賣神社」
ここは御祭神はすべて女神様で女性を守る神社として有名です。
女人厄除け、市場守護の神社ということなので、XIV京都の宿泊券をプレゼントしてくれた息子家族に商売繁盛と女人守護の熊手を買って帰りました。
おまけに来年小学校に入学する孫には、ピンクのランドセルのミニチュアのついたお守り。
可愛い「姫おみくじ」は吉でした。







XIV京都/八瀬離宮

以前、「XIV初島」に泊ったことがありましたが、京都の「八瀬離宮」も素敵なホテルでした。
夕食は予約していなかったので日本料理を楽しめず、イタリアンのトラットリア・ジョバーノでシャンパンとワインを空け誕生日を祝いました。
ライトアップしたXIV京都



雨にぬれる朝のXIV京都



なかなか素敵なエレベーターホール



宿泊した90㎡のお部屋


2013-01-14

京の冬の旅 「非公開文化財特別公開」

人形塚

1月10日~3月18日までの「京の冬の旅」では、非公開文化財が特別公開されています。
息子からプレゼントされた宿泊券でXIV京都/八瀬離宮に1泊して、冬の京都を楽しみました。

スタンプラリーの最初は「人形の寺」として有名な「宝鏡寺」。
室町時代に創建された臨済宗の尼門跡寺院。
入口にある腹巻をした子どもを象った「人形塚」が目を引きました。



① 宝鏡寺
①「宝鏡寺」は、代々皇女が住職を務めたことから「百々の御所」とも呼ばれ、天皇から贈られた数多くの由緒ある人形を伝え公開しています。
室内にある円山応震筆の襖絵「四季の耕作図」は、幼い皇女たちに農村の仕事を学ばせるために飾ったそうです。
学んだり遊んだりしている様子を伝える、当時の衣装を着た人形が室内に展示されています。
学生のボランティアガイドさんが、懸命に説明してくれているのが印象的でした。

② 三時知恩寺


②「三時智恩寺」は、室町時代に後光厳天皇の皇女・見子内親王が、伯父にあたる崇光天皇の旧御所・入江殿を寺院に改め「入江御所」と称した浄土宗の尼門跡寺院です。
その後、室町幕府三代将軍・足利義満の息女が入寺し「知恩寺」と改めましたが、後柏原天皇の勅命により、昼三時の勤行をこの寺で行うようになり、「三時知恩時」と改めた経緯があります。





陸船松

「相国寺慈照院」の庭は撮影が許可されていたので、まずは船をかたどった「陸船松」を、撮影してみました。
こちらの学生ボランティアガイドさんは女性で、なかなか楽しい案内でした。
③ 相国寺慈照院










③「慈照院」は、当初は「大徳院」と称していましたが、延得徳2年(1490)、室町幕府八代将軍・足利義政の菩提所となったことから寺名を「慈照院」と改めたそうです。

千利休の孫にあたる宗旦との合作と言われる茶室「頤神室」には、宗旦に化けて見事な点前を披露した狐の伝説を伝える「宗旦狐」の掛け軸が掛けられています。

2013-01-13

オープニング準備完了

教室からギャラリー入口を見渡す

今週は出ずっぱりの1週間。
土曜日デスマッチで準備完了に持ち込みたかったのですが、やはり無理でした。
オープニング感謝セールの縦糸成形も1本のみで、最後の最後のコマゴマした手直しに時間が費やされました。
その筆頭は倉庫の目隠し。前の教室で使っていたさをり織の白カーテンを棒に通して目隠しとしました。これがとてもマッチしてギャラリーから倉庫が見えなくなりました。めでたしめでたし。



テーブルに花瓶を用意

事務のYさんの母上が黒い素敵な花瓶を持ち込んで、パーティ当日にカサブランカやマルコポーロを飾ってくださるそうです。
旅行ケースで花瓶を引いていらした母上は、おいなりさんとシナモンの効いたおいものお菓子を差し入れしてくださいました。
昨夜はお腹が空き過ぎ、帰り道にみんなで「吉そば」でうどんを食べて帰りましたが、今日は早々においなりさんを頂きました。感謝!

2013-01-09

SAORI東京 引越前夜

代々木教室最後に日
明日は泣いても笑っても引越です。
糸専用の大きなダンボールが山積みされ、棚にはナンバーが張られ、廃棄物には青テープが巻かれ、明日の出発を待っています。

今日は教室がないため、水曜日夜のクラスはこれぞと新年会。
駅近くのビストロ「あん」が今日の会場です。
7時近くにあわてて駆けつけたところ、すでにビールは飲み干され、ワインが出ていました。
白と赤のボトルを空け、お料理にも満足して、またの飲み会を約束して解散。


2013-01-04

平成25年 今年の絵馬 



なんか可愛いへび絵馬です。
例年2日に赤坂の日枝神社に初詣のお参りしているのですが、今年は遅れをとり本日となりました。
到着して早速、絵馬を買いに走ったのですが売り切れ続出中。
残っていたのはこの絵馬。
昨年の雄々しい銀竜に比べ、なんと可愛らしい蛇の親子でしょう。
平成20年から毎年部屋に絵馬を飾っていますが、まるでタッチの異なる絵馬に…… 無言。




本日はネパール子ども基金の支援金と手紙をJICAのシルバーボランティアでネパールに行かれるSさんに託すため、西国分寺でマリドラさん、あややと合流して彼の到着を待ちました。
急なお願いにかかわらず、快く引き受けてくださり、私たち三人の写真を撮ってHEENEPを訪れて、手渡ししてくださるそうです。感謝!!

2013-01-01

2013 年賀状

元旦は長男家族4人と次男が毎年お正月の挨拶にやってきます。
本日も豆台風の一団がやって来ました。
昼食の後、男性軍はお昼寝タイム。
女性4人は近くの公園に行き、チビ軍団とブランコ、滑り台、砂場、汽車の乗り物に乗って腹こなしです。


只今、到着したJUKU夫妻からの新年のメッセージをご紹介します。
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友人の皆さんへ
新年あけましておめでとうございます。
今年の正月はアフリカのマラウィで迎えました。
昨年8月末までは、ヒマラヤのふもとネパールで生活し、その後12月より、2人でアフリカのマラウイ
で生活しております。
ネパールで生活を始めた時には神々しいまでの、ヒマラヤの雄大さに驚きました。
そして、アフリカではその大地の大きさと、そこで暮らす野生動物の悠然とした姿に感動しているところです。
アフリカに来てみて、地球の素晴らしさを改めて実感するとともに、その地球をどのように守るのか、そして
私たちは地球でどのような生活を営もうとしているのか、考える機会となりました。
長い間の植民地支配の歴史から脱して、今この地域の人々が新たに直面している貧困問題や地域紛争
を目の当たりにして、その解決にはまさに人類の英知がためされているような気がしています。
そして日本も北東アジアの平和と発展のために、その役割が問われていると感じました。
まさに、グローバル化、地球市民という言葉が現実のこととになってきたように思います。
2013年、新しい年が、皆さまにとって良い年となりますように!
アフリカ、マライウイより、JUKU&TOYO
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