最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2012-07-30

協同研「室礼教室」から羽ばたく手作りグッズ

帯のワンポイントを生かしたバッグ
我が家からバスで浦和駅へ、またバスを乗継ぎ協同研の知人宅を訪問しました。
髪飾りの製造卸をしていらっしゃったというお宅は半地下にロックミシンや裁縫台、材料が置いてある作業場が2部屋あり、玄関を通らず直接入れる作りとなっていました。

和服のリメイクでいつも素敵な服を着ている彼女。
さをり織にも共通な直線縫いで仕上がるデザインなので何かヒントあるのではと、さをりの布地抱えて朝から訪問しました。

毎週月・火は作業デーで、1日地下室でいろいろ思案して服を縫ったり、小物を作ったりしています。

協同研の「室礼教室」で、私の織ったさをりの余り生地でコサージュを作る企画が、彼女との馴れ初めとなりました。
おじゃましているうちに、帯で作ったこの手提げが気に入り、内部のポケットをiPhone入れ、ペットボトル入れ、ペンケースや扇子入れにサイズを直して貰えるというので早速購入しました。
その上、iPad用のショルダーバックも特注してしまいました。
表地は地味な帯地ですが、中はiPadが傷つかないようにフリースの裏地をつけてもらいます。
派手なフリースの柄が、チャックを開けると覗くという志向です。
出来上がるのが楽しみになってきました。

2012-07-29

~原爆から原発~ 映画と講演のつどい 「内部被ばくを生き抜く」

上映会後の鎌仲監督の講演
年齢も経験も異なる4人の医2003年「ヒバクシャ世界の終わりに」
2006年「六ケ所村ラプソディ」
2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」の3部作で放射能汚染、被ばく、原発やエネルギー問題を追い続けてきた鎌仲ひとみ監督作品。

「内部被ばくを生き抜く」
この映画を選んだ理由は、国会の参考人として政府の対応を鋭く批判する児玉龍彦氏の発言が忘れらなかったのと、肥田舜太郎医師の存在です。
ママ友を誘って、浦和のコムナーレ10階へ。
福島で生き抜くと決心した若い夫婦の日々を追って、内部被曝を極力避けるために努力する生活が紹介されていました。










2012-07-28

ピンヤさんの一時帰国歓迎会

一人ピースサインをおくるchiheiさん
南アフリカから一時帰国したピンヤさんの歓迎会がギャランティで開催されました。
なぜ?もう一時帰国なのか、本人の希望により、それはあまり問わないことにしましょう。

南アフリカから持ち帰った白ワイン、tantanのお手製炊き込みご飯とケーキ、chiheiさんのぶどう、その他家主と私の持ち寄った惣菜とビールが並ぶランチタイム。

maeさんの指導で、帰国報告を動画に撮るtantan。

iPad を手に報告するピンヤさん







2012-07-26

友の会・暑気払い交流会

湯島聖堂孔子像



美女3人



神田明神


退職者友の会の暑気払い交流会に参加しました。
ギラギラの炎天下、御茶ノ水駅聖橋口に集合。
見るからに高齢者軍団。

誰が先導がわからぬまま、湯島聖堂から神田明神へ。
空気が熱いとはこのこと、日傘を差しても太陽ビームは遮れず、汗びっしょりで昼食会場「陳家私菜」へ到着しました。


最初は、コースの6人分の皿に守られた料理はあまりに少ないのではと思いましたが、最後まで食べきれず満腹。杏仁豆腐の出るのを待ちわびていたのに、あとからあとから料理が出てくるのです。

2012-07-23

iPad購入

アップルストアで真剣にタッチする兄弟
渋谷のアップルストアに親子3人で出向き、iPad を購入しました。
アップル本社のコンピューターが停止中のため、買い上げ伝票の入力ができない状態とか?、天下のアップルが信じられない!

ボディはホワイトかブラックか、カバーはフルカバーか、正面のみか、色は?etc  etc  etc
難問を乗り越えて、ようやくゲット!

その間、購入したばかりのiPhone4 sを落としてヒビを入れてしまった長男は、スタッフに勧められ2階の修理コーナーに予約して交換、今度はハードなカバーをつけてご機嫌。
私の2年間使いふるしたiPhone4は、充電がすぐ切れ、通話中こちらの声がしばしば聞こえなくなる代物。
こちらはバックアップをするには写真の容量が大きすぎるため、バックアップを取った上で再度訪問するように言われてしまいました。トホホ。

2012-07-20

いわさきちひろ27歳の旅立ち&サントリー美術館・紅型展

7月・8月のカレンダーの絵
有楽町のヒューマントラストシネマでロードショーが始まった、ドキュメンタリー映画「いわさきちひろ~27歳の旅立ち」をマリドラさんとキンコちゃんと3人で観て来ました。
我が家には子ども達が幼い頃から、いわさきちひろのカレンダーが、冷蔵庫の定位置に毎年飾られていました。
福岡の義母も大好きで、色紙セットを贈った覚えがあります。

親のすすめた結婚に破綻し、夫に自殺され、すべてを失って旅立った27歳のちひろ。
年下の司法試験に挑む青年・松本善明と結婚し、苦しい家計を挿絵画家として支えていきます。
息子猛の成長と共に、ちひろの描く絵の子も成長していくと言われるのも納得します。
ちひろ美術館・館長の黒柳徹子、夫、息子、知人達が語る人間・いわさきちひろのドキュメンタリー映画です。


説明を追加
2階の椿屋でランチ+お茶の後、六本木のミッドタウンのサントリー美術館へ。
1階から3階展示空間では、「風鈴彩祭」が開かれており、北海道から沖縄までのお国自慢、涼し気で色とりどりの風鈴が飾られていました。
紅型をデザインしたiPhoneカバー









沖縄復帰40週年記念「紅型~琉球王朝のいろとかたち」展示室の入口で、割引券を持った女性から「4人まで割引になるのでご一緒に如何ですか」と声をかけられ、1200円で入場することができました。

鉄の暴風雨と呼ばれた沖縄戦で、当時あった紅型はすべて消失してしまったと言われます。
後継者の努力によって、今日の紅型が蘇ったそうです。
基本的には筒袖がメインですが、日本の着物のような形の物、中国服のイメージのものもあり、当時日本からも中国からも支配されていた琉球王朝の立場を見るようでした。
今回の展示で、黄色地の紅型は王家の人しか着ることができなかったことを知りました。

iPhone5の発売を待っている身ながら、石垣島の雑貨屋さんの「紅型」の素敵な色合いのiPhone4用のカバーをつい買ってしまいました。

2012-07-16

京都でも「さよなら原発10万人集会」に呼応して 7/16

京都の脱原発行進

東京の代々木公園では今、「さよなら原発10万人集会」が開かれています。
祇園祭を見るために、私は京都駅近くの法華クラブに泊まっています。
京都でもホテルの近くを、ちょうど脱原発のデモ行進が通り抜けました。
骨折が完治できずにいる私は、東京にいても集会には参加できないと思いますが、昨年の「9.19 さよなら原発集会」の感動が蘇ってきます。




「さよなら原発10万人集会」への呼びかけ

福島第一原発で発生した、世界最大級の過酷事故によって、日本の豊かな自然-田んぼや畑、森、林、川、海、そして雲も空も放射能によって汚染されました。
原発周辺で生活していた多くのひとびとは、家も仕事も失い故郷を追われ、散り散りになっていつ帰れるかわからない状態です。

福島のみならず、さまざまな地域のひとびと、とりわけ子どもたちやちいさな生物に、これからどのような悪影響がでるのかの予測さえつきません。

メルトダウン(炉心溶融)とメルトスルー、そして原子炉建屋の水素爆発という、あってはならない最悪事態いまだ収束されず、圧力容器から溶け出た核燃料の行方さえ把握できない状況です。

さらに迫り来る大地震が、原発を制御不能の原爆に添加する恐怖を現実のものにしようとしています。それにもかかわらず政府は、電力会社や財界の要求に応じて、やみくもに再稼働を認めようとしています。

日本に住むひとびとの8割以上が、「原発は嫌だ」と考えています。世界のひとたちも不安を感じています。しかし、その思いを目に見える形で表現しなければ、原発を護持・存続させようとする暴力に勝つことはできません。私たちはいまこそ、日本の指導者たちにはっきりと、「原発はいらない」と講義の声を突きつけましょう。

電気はいまでも足りています。さらに節電ができます。いのちと健康を犠牲にする経済などありえません。人間のための経済なのです。利権まみれの原発はもうたくさんです。反省なき非倫理、無責任、無方針、決断なき政治にたいして、もう一度強く、原発はいやだ、の声を集めましょう。

要請事項
 
1.停止した原子力発電所は運転再開せず、廃炉にする。建設中の原発と建設計画は中止する。
2.もっとも危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」と再処理工場の運転を断念し、すみやかに廃棄する。
3.省エネ、持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー制作に早急に転換する。

2012年5月5日 全原発停止の日に

          内橋 克人 大江 健三郎 落合 恵子  蒲田 彗 坂本 龍一 澤地 久枝 瀬戸内 寂聴            辻井 喬 鶴見 俊輔 

2012-07-15

緑のカーテンの中 「しみじみ日本・乃木大将」

窓から眺める緑のカーテン

緑のカーテンの中程に、今年お初のゴーヤが大きく育っています。
今日は真夏日、すごい日差しです。
その中を「彩の国さいたま芸術劇場」へ。
みなさん、遠路はるばるお越しの中を、私だけ自転車で行けるほどの近さで申し訳ありません。

井上ひさし生誕77フェスティバル2012「しみじみ日本・乃木大将」の観劇です。
蜷川幸雄の演出で、前回来たのは「武蔵」でした。

キャストは風間杜夫、根岸季衣、六平直政の芸達者の面々。
井上ひさしの持ち味の言葉遊びがふんだんに挿入され、宝塚歌劇団出身の浅海ひかる、香寿たつきの男装の舞台が笑いを誘いました。

2012-07-14

ICT勉強会 最後の授業

スクリーンを見つめる真剣な眼差し

10回シリーズのICT勉強会の最後の授業が終わりました。
協同研のメンバーに薦めた企画でしたが応募がなく、我が家3人と牛久沼からはるばる通ってくるSさんの4人で学び続けてきました。

グループの勉強会は、あれどうやってやるの?と聞き合う事ができますし、他の人の質門で自分も解っていなかったことを自覚したり、メリットが大きいです。

でも右の耳から入って左の耳に抜けてしまったことも多々あると嘆くと、資料があるから復習すれば大丈夫と講師に励ましていただきました。

PS
九州から上京するmichikoさんを囲む交流会のため、夕方から渋谷へ向かいました。
稲取旅行以来の再会ですが、スイスから帰ったばかりの主賓は、国内旅行はいくらでもできるから若いうち?(60代)に海外旅行をしておこうと盛んに息巻いています。
コース料理にお酒とお茶が飲み放題という、私たちにピッタリのホテルのメニューで大満足の5人組でした。

2012-07-11

SAORIのシルクキャミソール

シルクのキャミソール
今日はマリドラ宅で「無料法律セミナー」を開催しました。
長男の知り合いの山口達夫司法書士を招いて、各人の事例を出し合い、ざっくばらんな雰囲気で法律解釈を受けました。
マリドラさん、私、ちゃま2、「3人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、世の中いろいろ、3人三様のケーススタディで知恵を授かりました。
会議を抜けだして駆けつけてくれた、唯一の現役あややに感謝。

会場を提供していただいたマリドラさんの愛娘ノンちゃんに、淡い色合いのシルクのキャミソールをプレゼントしました。
さリコ応募作品のあらあら織に調整んした時の作品です。
ちょうどお昼に立ち寄ったノンちゃんに試着してもらうと色白の彼女にピッタリ、よく似合っていました。満足!

アッシー君の運転で乗り付けたちゃま2と3人で、1970年代のBGMをガンガンかけて、サンドイッチ、カナッペ、野菜スティック、おつまみなどを作り、楽しい準備のひとときでしたが、登場した先生はあまりの音響にビックリ!とか。

2012-07-10

協同研の7月定例会 「教育支援活動から子どもの学ぶ権利を考える」

参加者があふれる事務所
 

3月定例会のいいだしっぺ会員・会津の I さんから地元の野菜が宅配便で届きました。
定例会の日に共同購入して、被災地を支援することになっています。

埼玉県では2010年から、国の助成を受けて「生活保護受給者チャレンジ支援事業」を始め、生活保後世帯の就労支援、住宅支援、教育支援の3つの事業を民間委託して実施しています。
いいだしっぺ会員のSさんは、中学生の高校進学に向けた支援や地域の学習教室で個別に勉強を教えています。
高校へ進学することにより、安定した就職に結びつけ、保護世帯で育った子どもが、大人になって再び保護を受ける「貧困の連鎖を防止」することを目的としているそうです。
恒例のいいだしっぺ会員を囲む交流会には参加せず、夜の教室へ出向かれました。脱帽!

2012-07-08

「資本論講座」 貨幣の資本への転化 二重の結果

手榴弾の一輪差し
「資本論講座」の宮川先生の机の上に小菊が一輪差しに飾ってありました。
ところがこれは花瓶ではなく、信楽焼の手榴弾とのことです。

休み時間に説明をされた方によると、埼玉県の南古谷で、工事で掘り起こすと1日に何十個も土の中から出てくるそうです。
戦時中この地域で、火薬を詰める作業が行われていたためです。
有田焼もあり、黒、茶、黄土色と色は様々ですが、一輪差しには白が花に映えます


鉄が不足して考えだされた兵器で、戦争末期には攻撃兵器ではなく、自決用の手榴弾として硫黄島にも兵士が持って行ったそうです。
戦争展などで、竹槍と共に当時の日本の現状を示すものとして紹介されています。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
今日の講義では、前回の「貨幣の資本への転化」の講義に対する受講者の声が紹介されました。
「正確なりっぱな理解です。この把握なら、どこに出しても、マルクスの墓の前でも、恥ずかしくない。マルクスも草葉の陰で合格点を出してくれるでしょう。生半可なエセ学者どもを蹴散らすこともできるでしょう」と宮川先生が絶賛でしたので、紹介したいと思います。

資本論 第1巻・第4章 該当箇所 
「資本は流通から発生するわけにいかないし、同じく、流通から発生しないわけにもいかない。
資本は流通のなかで発生しなければならないと同時に、流通のなかで発生してはならないのである。
こうして二重の結果が生じた。…略…
彼の蝶への成長は、流通部面のなかで行われなければならず、しかも流通場面の中で行われてはならない。これが問題の条件である。”ここがロドス島だ、ここで翔べ!”」

『つまり、「貨幣の資本への転化」(資本の発生)のためには、自分の持っている「過去の労働」生産物たる生産手段を操作させる(合体させる)「生きた労働力」たる労働者が必要だ。
この労働力という独自の、特殊な商品の持ち主である労働者を労働市場という特殊な商品市場(つまり流通部面)で見つけてこなければならない。
資本家にとってよく働く労働者を見つけるには、「流通の媒介」が必要なのだが、労働力商品の機能の発揮(労働者にとっては「労働」、資本家にとっては、買った商品の「消費」そのものは、流通部面(市場)で行われるわけではない。
人買いは、お天道様の下で(二重の意味で「自由な」対等平等な)行われるが、それは搾取を準備するだけで、実際の搾取のおぞましい作業は暗い地下室(『パンチ』解説、生産部面)で行われる。
労働力商品の特殊性を理解しなければならない、ということでしょうか』
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


2012-07-07

さくらカフェの歓迎会


新しい3人の仲間の歓迎会は12:15にスタートしました。
デザートは、ビュッフェ形式でサイドテーブルに並べてみました。なかなかよいアイデアですね。
フルーツポンチ、コーヒーゼリー、塩麹のマドレーヌ、ミニシュークリーム、生ジュース
購入したのは巻物と赤飯むすびだけで、各自が持ち寄った一品料理でお腹いっぱいです。
若いママの作った「かぼちゃの牛そぼろ」が大好でした。


お茶で乾杯でスタート
ビュッフェスタイルのデザート
    
お知らせの後はメンバーの近況報告
話に花咲く若いママたち
3人兄妹

2012-07-03

企画展 「福島原発の闇」 原爆の図の丸木美術館

「原爆の図の丸木美術館」に展示

協同研の仲間と埼玉県東松山市にある「原爆の図の丸木美術館」を訪れました。
今年は丸木俊の生誕100年にあたるそうです。
丸木位里・俊 夫妻による「沖縄戦の図」を佐喜眞美術館(沖縄)で見て以来、10年ぶりに「原爆の図」と初対面です。
ここには30年かけて制作した原爆の図全15部中、「長崎」を除く14部が展示されています。
新館には、「南京大虐殺の図」「アウシュビッツの図」「水俣の図」など晩年の作品があります。

現在、特別展示として、ルポとイラストによる「福島原発の闇」が展示中です。
1979年に『アサヒグラフ』に掲載されたフリールポライター堀江邦夫さんの原発労働者のルポルタージュと水木しげるさんのイラストレーションを拡大複写したものです。
昨年8月、『福島原発の闇 原発下請け労働者の現実』 単行本として発刊されています。
当時の原発労働者の姿は、3.11以降も変わらぬ現場の実態であることを実感しました。

休憩所には、「原発やめよ 命が大事」という大きな張り紙に福島県南相馬市の被災状況の写真が貼りだされていました。

一緒に行った仲間の2人が、6月29日の官邸周辺の原発再稼働反対の抗議行動に参加していて、国民の声を受け止めず、「大きな音が聞こえていましたね」とコメントした野田総理に怒っていました。