最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2012-02-29

雪景色

PM12:00


関東地方は雪のため踏切事故や追突事故、転倒する人が多数発生しています。

私はセカンドライフの醍醐味で、雪が降ったら家でじっと我慢の子、さをり教室はパスしました。

午後から降りも弱まりましたが、今夜から未明にかけて路面が凍らないことを願います。




年賀状の文面が気になっていたH氏に、一昨日SAORIマフラーを送りました。
北海道はまだまだ寒い日が続くと思いますので、愛犬との散歩に使ってほしいとメッセージをつけて。
早速、メールをいただきました。

昨年7月から闘病生活だったそうです。
退職される時に贈ったランチョマットより、この度のマフラーは明らかに上達が感じられるとお褒めの言葉をいただきました。

「人生、何時何が起こるか分からないものです。その日その日を大事にお過ごしください。」との言葉が胸にしみます。



2012-02-28

浅草でスカイツリーを見ながら交流会

薔薇コスタリカ

3月15日、浅草寺にお参りして神谷バーのレストランで昼食という「退職者友の会」の企画。

2月27日まで参加の有無を返信するように、かっての同僚Kさんから案内が来ていました。
すっかり失念!申し訳ありません。
本日欠席の返信ハガキを投函しました。

当日は残念ながら、予定があります。
ちゃま2は、スカイツリーなら何をおいても参加する!と張り切っていました。



2月25日の「女性・9条の会」の帰りに、バザールで買った3本500円の薔薇。
八重で咲きだしているのがコスタリカ。
南米の小さな国コスタリカは軍隊を持たない国です。
その名の薔薇は9条の会の帰りに買うにふさわしいと3人で買ってきました。
リビングのテーブルの上で綺麗に開きかけています。

2012-02-27

さリコ・申込完了

2月28日申込締切の「さをり・リーダース・コミティ」に、以下のものを明日午前中必着で発送しました。
宅急便の箱が満杯となって、強風の中をコンビニまで運ぶのに苦労しました。両腕が筋肉痛です。
1カ月の読み違い(3月末締切と勘違い)が判明後の2カ月間は、嵐のような状態でした。
期限は迫るのに、あとからあとから断れない予定が目白押し。
何事にも集中できる人は、優先順位をつけてバサバサと切る(斬るの方が合ってるみたい!)ことが出来る人なのでしょう。
断りきれない性格、それがどんどん夜なべに繋がる。
今日こそゆっくり寝ようと思ったのに、眠くて頭がガンガンするのに目が冴えてしまいます。
あとは結果を待つのみです。

  1.入会申込書
  2.推薦状
  3.論文「さをりとは何か」
  4.スナップ写真6枚
  5.審査作品
    ①アラアラ織タペストリー
    ②荒々しくて上品で派手で地味なマフラー (一番のお気入り)
    ③基礎織タペストリー
    ④ワンピース
    ⑤コート
    ⑥サルエルパンツ
    ⑦ラグラン袖ブラウス
    ⑧たて糸を引いたスカート
    ⑨織幅に変化をつけたベルト
    ⑩タペストリー

2012-02-26

私とさをり


私は生協の連合会に就職し、結婚・子育てを経て40年近く勤務し、昨年3月末60歳で定年退職を迎えました。セカンドライフに入り、「さをり」と出会って10年の節目を機会に「さをり・リーダース・コミティー会員」に応募する決心をしました。

私が「手織適塾SAORI東京」に通い始めたのは、子育ても一段落した50歳の時でした。ところが、適塾は想像していたような手織り教室ではありませんでした。カリキュラムはなく、織機の操作方法を教えられただけで、“自分の好きな糸で自由に織ってごらんなさい”と言われたのです。

スタッフの方が身につけていたスカートが大変気に入り、どう織るのかと尋ねると円整形を教えられ、作ったワンピースはその年の適塾展のメインブースに飾られていました。経験年数や技術を基準とするのではなく、一人ひとりの持つ個性を引き出すことを一番大切にするのが「さをり」なのです。

「さをり」の名の所以は、禅の言葉“差異”の最初の文字「さ」と織りを組み合わせて作ったもので、差異とは「すべての物はそれ自身の尊厳を持っている」という意味だそうです。名は体を表すと言いますが、素晴らしい命名ではありませんか。適塾という言葉も、その人に適した教え方、適した方向に伸ばすという思いが込められているそうです。

創始者・城みさをさんは、42年前57歳の時に「さをり」を始められました。民芸、工芸が均一・均質を求めるのに対し、「さをり」は自然体で自分の好きに織ればよいので、決まりごとはいっさいありません。

昔、活花の先生をされていたみさをさんが、流派の型を模擬することに疑問を持ったり、帯の経糸が抜けたのをキズと見ないで模様と見る「発想の転換」をされたことを聞くにつけ、私は沖縄のガラス工芸の第一人者の話を思い出します。

沖縄にはかつてガラス工芸がなく、戦後米軍の上陸と共に入ってきたコカコーラの瓶の再利用が始まりでした。ガラス製品は泡が入ると価値がなくなるそうですが、その方は逆に泡を沢山入れて模様とした作品で大きな評価を受け、今日に至っています。

また、「さをり」の大きな特徴は、自分の思い・感性で糸を選び、自由に織って、仕立て、そして着こなすということです。

私が「さをり」とめぐり合ってからの10年間は、子育てを卒業して仕事に集中し、私の仕事人生で最も充実した時期であると同時に、ハードな働き方を要求された時期でもありました。その時期に水曜日の夜2時間、短い時間の中で、仕事のストレスから解き放され、自分を表現できる、無心に織る空間を与えられたことに本当に感謝しています。

20073月には、職場から初めて女性の定年退職者を出しました。全職員の3割に満たない女性が、仕事と家庭を両立しながら60歳の定年を迎えることは素晴らしいことです。セカンドライフを迎える先輩たちに、心から“ご苦労様”の気持ちを贈りたいと始めたのが「さをりの卒業プレゼント」です。それから毎年、定年退職者にさをり織のベストやマフラーを贈ることが行事となり、5年間で40名近い先輩たちに私の心を贈ってきました。贈られる人のイメージで糸を選び、装う場面を想像して、横糸を交差していく。自分では気づかなかった己の個性を発見でき、創造の喜びを感じる瞬間です。「さをり」の服は、誰にでも似合い、その人なりの良さが表れ、魅力的に見せてくれます。

今、NHKテレビで朝ドラ「カーネーション」が放映されていますが、主人公の小原糸子はコシノアヤコさんがモデルです。先日の毎日新聞では、75歳でコシノアヤコブランドを立ち上げた時、“3人姉妹のパクリじゃない!”と娘が抗議したら、“あんたらが対象としない年代に私は着てもらうのだから問題ない”反撃されたという談話が載っていました。

コシノアヤコさんと同年で交流のあったみさをさんも、“若い人の服はいくらでも巷にあふれているけれど自分が着れる服がない、既製服では間に合わない”と言われています。

型にはめられた手工芸的な織りから、個性のままに自己表現する楽しい織「さをり」へ。外国から入ってきた漢字から「かな」を作りだした日本人は、明治時代に入ってきた洋服も独自の感覚で受け入れ身につけてきました。着物に代わる美しい熟年の服を「さをり」で実現しようというのが創始者の提案です。

みさをさんの著書「生ききるために」に掲載されている「高齢者のさをり10カ条」を紹介したいと思います。

①.無為から抜け出る最高の策である。②.“衰えない感性”で生きられる。③.自己表現の服でオシャレができる。④.共同で織機が使える。⑤.お互いの得意技が活かせる。⑥.お互いの学び合いができる。⑦.お互いの価値観を認めあえる。⑧.自分も知らなかった“自分との出会い”。⑨.死ぬまで元気でいられる。⑩.自己実現と生きた証を残せる。

加えて、私の好きな“みさを語録“は、①.先天的に持って生まれた「感力」を引き出すことにより、自分を表現できるという自信につながる。②.布を織るのではなく自分を織る。さをりは自分を見つけるためのもの。③.あらゆるものが衰えていく老い。決して衰えないものは感性の力、「感力」である。

私はこれからのセカンドライフを、この10カ条と語録を携えて頑張るゾ!と意気込んでいます。目標は2つあります。

1番目はわが家を解放し、メンバーが得意な料理や菓子を持ち寄り、織ったり、縫ったり、装ったり、お茶をしながらダベリングする地域のたまり場を作っていきたいのです。

2番目は、「グループのみんなで学ぼう(さをりの4つの願い)」の通り、「水曜日夜クラス有志」グループで、互いに学び影響し合いながら作品展など開いていくことです。

フルタイムで働きながら子育てを経験した、同じような悩みを抱えた仲間たちは、夜の飲み会には万難を排して集まり、適塾より出席率が良いのですが…。今後もさをりを絆にネットワークをつくり、末永く付き合っていきたいものです。 

2012-02-25

女性「九条の会」7周年のつどい

品川正治さんの講演
女性「九条の会」が発足して7周年です。
「拡げよう九条!止めよう戦争!」と題して、原宿のウイメンズプラザ・ホールで行われたイベントに参加しました。

午前中一杯、さリコ応募作品のタグを付けたり、アイロンをかけたりで、開演に遅れてしまいました。
会場が一杯なので2階席へ上がる時に、前列席に座る大原穣子先生を見かけましたが、呼びかけ人として先生の挨拶は聞き損ねてしまいました。

プログラムに以下の呼びかけ人からのメッセージが掲載されていました。

池田香代子(翻訳家)、内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授)、江尻美穂子(国連NGO国内婦人委員会委員長)、大原穣子(方言指導)、幼い美江子(脚本家)、北沢洋子(国際問題評論家)、小林カツ代(料理研究家)、坂本福子(弁護士)、瀬戸内寂聴(作家)、鶴見和子(故人・上智大学名誉教授)、中島通子(故人・弁護士)、羽田澄子(記録映画作家)、本尾良(市民運動家)、湯川れい子(音楽評論家・作詞家)、吉武輝子(評論家)、渡辺えり(政策・演出・女優)

講師は日本興亜損害保険社長・会長、経済同友会副代表などを歴任された品川正治さん。
「九条の会」でどのようなお話をされるのか?半信半疑でしたが、会場は水を打ったように静まり返り、
ハンカチでそっと涙を押さえる男性の姿を見かけました。

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<講演>
学徒出陣で入隊した初日、自分達新兵は現役の兵隊たちと向かい合わせに整列させられ、隊長は、
「これから死にに行く男たちの顔をよく覚えておけ、いじめたり暴力は絶対に振うな!」と講話した。
何の訓練もなく6日後には、中国の前線に連れて行かれた。

タコ壺のような塹壕の中で、「品川!品川!」と連呼しながら死んでいった友人の声に飛び出そうとすると、同じ壕の戦友が無言で馬乗りになって止めた。
友人の死に何も出来なかったことがトラウマとなって、その後、戦争の話は何も出来ない時代が続く。

中国には100万人の日本兵が上陸したが、大部分は占領統治をしている兵隊で、前線で真の戦争を体験したのは1割ではないか。戦争を語ることは出来ないのは、正に体験した人達だ。
終戦後、死んだ友人の母親が探し当てて下宿を訪ねて来た時、何も話すことが出来ず、駅へ向かう寂しげな後ろ姿を見送った記憶だけが今も鮮明に残っている。

自分も生死の境をさまよい、未だに迫撃砲の破片が足に残っている。それを知った孫娘は、「何で教えてくれなかったのおじいちゃん?教えてくれたらもっと優しく出来たのに!」と言った。
息子を若くして亡くし、幼い孫娘を育てた。孫娘は最後に父親と行った沖縄を忘れられず、今でも暇が出来ると沖縄へ向かう。
「終戦」ではなく、「敗戦」だという人がいるが、自分は二度と戦争はしない、戦争は終わりだという気持ちを込めて「終戦」という言葉を使っている。

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<平和ゼミナールの高校生とのトーク>
サンフランシスコ講和条約と安保条約は同時に締結されて自衛隊が出来た。
それ以後、自衛隊は1発も発砲していないし、されてもいない。
軍事同盟と憲法とどちらが大切か!
若者はノーベル賞をもらうより、日本国憲法9条を守ってほしい。

3.11以降、自衛隊の活躍もあり、9条が忘れ去られている。
今年は9条が問題となるだろう。「9条の会」の小森陽一東大教授(事務局長)は友人の一人息子だ。
政官財の勢力が結集して、「9条の会」に対抗してくる気配。
原爆・原発・戦争を人間の目でみることが大切。
人間の目とは女性の目、子どもを産み育てる母の目
武器三原則と言われるが、基地ほど大きな武器はない。
沖縄の人々は立ち上がっている。

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<音楽>
ピアノ・崔善愛さん チェロ・三宅進さん
後半はチェ・ソンエさんと三宅進さん夫妻の演奏でした。
在日のチェ・ソンエさんは、「君が代」裁判で公務員でない自分が原告になったら勝てるだろうかと弁護士に相談したところ、「あなたは国民ではないので原告にはなれない」と言われたショックからまだ立ち直れないでいると話します。
あの大戦で日本がアジアの国を占領しなければ、隣国である自分たちとの間はもっと変わっていたろう。

チェロもピアノも木製の楽器は手入れを怠らなければ、何十年もさらによい音色を出せるもの。三宅さんのチェロは170年前の楽器です。
福島の学校へピアノを届ける運動を行っているピアノ調律師の方が、原爆ピアノを持って被災地を訪れようとしたら、校長先生から原爆ピアノを持ってきてもの放射能については一切触れないでほしい??と電話があったそうです。

2012-02-24

俳優座劇場で憲法の群読を!

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「俳優座9条の会」と「みなと・9条の会」が3月28日(水)PM6:30から、六本木の俳優座劇場で、「憲法9条を守る1点で手をつなごう」集会を開催します。
その中で、「日本国憲法」を群読する出演者を一般公募しました。

ちゃま2に誘われ、マリドラさんと応募したのですが、練習に3日以上参加が出来る人という制約つきです。
第1回目の練習が昨日あり、ちゃま2が代表参加してきました。


「俳優座9条の会」は俳優の加藤剛が代表で、当日は彼も出演します。演出は安川修一。
練習はなかなか大変。練習の毎に変更がありそうなので「今後は全日程参加がベター!」とのこと。
練習日程は3月5日(月)PM6:30~9:00、3月11日(日)PM1:30~4:00、3月17日(土)PM6:30~9:00、
当日3月28日(水)PM1:00~6:00  

かって、私の所属する「朗読サークルポエム」は、大原穣子先生と日本国憲法前文と9条を朗読してCDを出しているのですから、頑張らなくては!とお互いを励まし合いました。

2012-02-23

カッチャンからのプレゼント・室内履き


キンコちゃんの編み物教室は、S24年生まれのお姉さん達の交流の場になっているそうです。
去年はマリドラさんがチャレンジしたベレー帽をプレゼントしてくれましたが、今度はカッチャンから室内履きが送られてきました。

スリッパと違い、畳の上で脱ぐ必要がないのでラクチンです。
足首までカバーしてくれるので、温かさが増してご機嫌。感謝!!


 
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ご無沙汰しています。お元気でいらっしゃる事と思います。
さて、突然ですが、前に約束したような、どうだったかな?と思うのですが、キンコちゃん教室で習ったスリッパ代わりの靴下、出来ましたのでお送りします。
素材はアクリルなので洗濯機で洗っています。
でも、あまり長く履いていると汚れがとれないかも。
イデちゃんは寝る時に履いているようですし、いいように使ってください。
ちょっと大きすぎたかな?きつくない方がよいと思ったので。
もうそろそろ冬も終わり。遅くなっちゃったけど、まぁ使ってね。では叉お会いしましょう。
追:左右の色の組合わせが違っていますが、私のデザイン感覚と思ってみのがしてね。
2012.2.20

2012-02-22

推薦状をもらいました

長男が末娘を連れて遊びに来ました。
こんな日はおねだりと相場が決まっています。

マッサージチェアーで、パパは「さぁ何コースでマッサージしようか?」と意気込んだのも束の間、リモコンをチビに取られてしまいました。

洗濯物を干すと真似して、タオルを掛けたり、靴下を洗濯バサミで止めたがり、ベランダに出ると鉢植えにジョウロで水をやると聞かず、バラの鉢は水浸しです。

昼食をペコちゃんレストランでとご機嫌で出掛けたのですが、満員御礼で他店に移動すると、おへそが曲がり大泣き。


PS
午後からはSAORI東京で、さリコ応募のための推薦状を貰ってきました。
いよいよ最後の追い込みです。
原宿店の皮革コートの直しは、肩のラインにしわが入るため、再度調整となりショック。

2012-02-20

課題 Ⅰ アラアラ作品 (たて糸よこ糸の極端に粗い織物)

アラアラ織

最後の課題はアラアラ作品です。
先週買ってきたクリーンとオレンジ、トッピングのような飾りのついた変わり糸を縦糸に使いました。
グリーンの糸は太く絡みやすいので両端と織り初めに使ってみました。
縦に入れたグリーンのライン目立ちますね。

アラアラ作品は目が粗いため、織るのに手間はかかりませんが、縦も横も粗くどのように織るのかポイントです。

単一化してしまうのを防ぐために苦労しました。
洗って縮じゅうすると、オレンジの糸だけが縮み、そこだけ縦の房が短くなってしまいました。
他の糸は縮まない糸だったため、絡みもあまりなく、面白い雰囲気はなかなか出ませんでした。残念!!

2012-02-19

課題 Ⅹ タペストリー


これはすでに7月に縮じゅうして仕上がっていた作品です。
全長4mの大作なので全てを撮影できないのが残念です。

我が家のリビングにある墨彩画とバランスをとるため、縦糸を全て黒系糸にしています。
そのため、横糸の色が綺麗に出て、全体が黒基調で重厚な感じの作品になっています。

金糸銀糸や原毛を入れて、2色交差をふんだん入れた華やかなタペストリーが出来上がりました。

2012-02-17

協同研のブログ制作がはじまりました

協同研の運営委員会で、Google Apps を活用してブログを立ち上げることが承認されたので、
早速、maeさんにドメイン http://www.kyodoken.com/ を取ってもらってスタートする運びとなりました。
イメージとして、2月定例会の様子をアップしましたのでご覧ください。
iPhoneで撮ったビデオをYouTubeでアップしてリンクを貼りつけて一応完成しました。
被災地の映像はパワーポイントのため、小さくてあまりよく写っていなかったのでやめました。
カレンダーには、3月13日のブログ検討会・運営委員会・定例会、4月28日の総会の日程を入れました。
コピペしたら、ブログタイトルがはみ出していますが、記事内容はご覧いただけると思います。
これから、企画事業や各種研究会のページも、ブログ研究会で相談しながら作っていきたいと
考えていますので、よろしく!

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2012年2月15日水曜日


2月例会 東日本大震災・被災地取材報告 小宮純一さん

子どもが悲鳴を上げ始めた 求められる「フル装備」の支援



今月の報告者は、協同研発足当時からの会員で、フリージャーナリストとして活躍する小宮純一さん。

埼玉新聞の記者時代から子ども虐待を追い続け、現在、保育月刊誌「ちいさいなかま」で、「追いつめられる子育てー子ども虐待を追うー」を連載中。

週刊少年サンデーに連載された「ちいさいひと」青葉児童相談書物語の取材・企画協力を行い、NHKテレビで紹介されました。



今回の被災地報告は、震災直後から東北3県、特に沿岸部を中心に津波被害を取材撮影したもの。
(4月11日~、4月25日~、5月20日~、8月3日~、11月21日~)

小宮さんのお話  クリックしてください ⇒ http://www.youtube.com/watch?v=hHIjbxH2uYs


被災直後の生々しい取材写真をパワーポイントで映写、子ども達の悲惨な実態にも言及され、参加者が涙ぐむ場面もありました。
報告後、参加者から体験発言や質問意見が出され、9時近くまで交流しました。


<紹介された出版物>
マンガの取材・企画協力
虐待死事件の検証
東日本大震災下の子どもと女性ルポ















<小宮さんからのご案内>

「シンポジウム 里親家庭の虐待を考える」   主催:杉並事件を考える会
日    時 : 2012年2月19日(日)9時~17時
会    場 : こども教育宝仙大学 4号館
               中野坂上駅 (丸の内線・都営大江戸線)下車、徒歩5分
参 加 費 : 1,000円

プログラム
取材報告「杉並事件の真相に迫る」  小宮純一氏
講演Ⅰ「愛着障害・発達障害からみた里親養育の課題」  杉山登志郎氏(浜松医科大学特任教授)
講演Ⅱ「里親家庭の虐待から見る日本の里親制度の問題」  津崎哲雄氏(京都府立大学教授)
パネルディスカッション「里親家庭における虐待死を防ぐためにできること」

2012-02-16

課題 Ⅸ  織り幅に変化をつけた作品 (ベルト)

先週、買い込んできた定番綿糸をメインにベルトを織りました。
「織り幅に変化をつけた作品」という課題は、以前はネクタイでしたが、今は織り幅が変化すれば、作品は自由となりました。

さをり織りは空気を織ると言われる通り、やわらかく縦糸と横糸を交差させるので、一般の織物のように固く織目を筬で叩くことはありません。
でもベルトの場合は、強い糸を何本か束にして織目を叩いて織っていきます。
織り幅を変化させる部分は筬を使わず、櫛や筬とおしを使って横糸を固寄せていきます。

さをり糸の中には、強度が弱く、縦糸には向かない糸もあります。
最初は経糸を巻きとる時に、糸の選択を失敗したことに気づくのですが、それが経験となり次からは失敗を繰り返すことはなくなります。

起毛した糸を縦糸として並べると絡まるので、1本おきにそうこうに通す工夫など、苦労した経験から学んでいくのです。

さをりは織り機の基本的な操作方法は適塾で教えられますが、「あとは自由に織ってみましょう!」ですから、自分で織って経験する中で身につけたり、まわりの仲間を見本に習得していきます。

2012-02-15

シンポジウム 里親家庭の虐待を考える

協同研の2月例会の報告者・小宮さんが取材報告する、杉並事件を考える会の主催『シンポジウム里親家庭の虐待を考える』を紹介します。
私がニュースで知るのは、声優である里母が虐待で逮捕されたということだけです。
このシンポジウムは、愛着障害、発達障害の子どもの養育する時の課題や、現在の里親制度の問題点について、専門家の意見を聞き、参加者との意見交換をする場のようです。

日  時 : 2月19日(日)9時~17時
会  場 : こども教育宝仙大学 4号館
       丸の内線、都営大江戸線・中野坂上駅下車、徒歩5分
参加費 : 1000円

プログラム
取材報告「杉並事件の真相に迫る」  小宮純一氏
講演Ⅰ「愛着障害・発達障害からみた里親養育の課題」  杉山登志郎氏(浜松医科大学特任教授)
講演Ⅱ「里親家庭の虐待から見る日本の里親制度の問題」  津崎哲雄氏(京都府立大学教授)
パネルディスカッション「里親家庭における虐待死を防ぐためにできること」


























PS
maeさんからkyodoken.comのドメインが取れた旨メールが入りました。
定例会の様子をアップするように連絡があったので、夜なべしてイメージ入力。AM2:00

2012-02-14

協同研2月例会・ 「子どもが悲鳴を上げ始めた 求められるフル装備の支援」

今月の報告者は、協同研発足当時からの会員で、フリージャーナリストの小宮純一さん。

埼玉新聞の記者時代から子ども虐待を追い続け、
現在、保育月刊誌「ちいさいなかま」で、「追いつめられる子育てー子ども虐待を追うー」を連載中。

このブログでも以前紹介しています。クリックすると表示されます。
ちいさいひと 青葉児童相談書物語
「マンガで訴える児童虐待」



本日の「東日本大震災 被災地取材報告」でも、子どもに焦点を当て話をされ、参加者が涙ぐむ場面も。
東北3県の沿岸部を中心に津波被害を5回取材(4月11日~、4月25日~、5月20日~、8月3日~、11月21日~)。豊富な映像のを映写の後、以下の本を紹介されました。


マンガの取材・企画協力
虐待死事件の検証
東日本震災下の子どもと女性ルポ















PS
午後に行われた運営委員会で、協同研のブログについて提案し合意をもらいました。
運営する「ブログ研究会」を立ち上げる予定。3~4名のメンバーは名乗り出てくれそうです。

2012-02-13

Cloud & Internet サイトがスタートしています

ギャランティでの学習会の後、Cloud & Internet サイトが立ち上がりました。
maeさんがGoogle Apps の知識の他、いろいろな情報を提供してくれています。
学習会のメンバーであるFさんと私も投稿しました。
どのような内容か、以下にコピペしてみましたので、参考にしてください。





2012-02-12

資本論講座 第2回

午前中、新座で少々汗を流して、駅のホームでおにぎり1ケを頬張って埼玉会館へ直行しました。
車で武蔵野線の最寄り駅まで送ってくださったTさんに感謝!

まさに宮川教授がマイクを手に持ち、講義がスタートする直前に滑り込みセーフ。
事務局の案内は聞けませんでしたが、10分遅刻で講義に間に合いました。

前回の資本論ガイダンスに引き続き、今日は第1章「商品」

前回の積み残しである「序言」の中の重要なフレーズの紹介を終えた後、第1章に入ったものの、終わったのは第1節「商品の二要因 使用価値と価値(価値の実体、価値の大きさ)」のみ。
次回は頑張って第1章第4節まで終えると、宮川教授は決意表明。


2012-02-11

さをり服の撮影会

オーバーコート
半コート
エスニックパンツ













「さをり・リーダース・コミティー会員」の申し込みには、自分の作ったさをり服を着たスナップ写真が5枚必要です。
写真のない3作品のスナップ写真の即席撮影会を開きました。
①星座のモニュメントの前、②ベランダ下の石畳、③マンションのベランダ

2012-02-10

ギャランティ Google Apss 学習会

14日の協同研の運営委員会で、ブログ活用について提案するように事務局長から依頼されました。
PPNのHPのように管理人請負のブログにならないために、メンバーがどのように関わっていけばよいのかが課題です。

maeさんに相談したところ、Google Apss の活用をアドバイスされ、Fさんの南アフリカでのブログ企画と一緒に学習会を行うことになりました。

Fさんの友人Hさんも交えて意見交流の後、お隣のWi-Fi 設定のある居酒屋で喉をうるおしました。

2012-02-09

課題 Ⅱ  荒々しくて上品で、派手で地味な (マフラー)

まさに、「さをり織り」を表現する一番難しい課題Ⅱ。
悩みに悩んでチャレンジ!

縦糸は自分の好きな色の糸で、表情の異なる糸を組合わせてみました。
横糸はシルクの段染め糸を2種類、グリーン系とレンガ系にイエロー、オレンジ、サーモン、パープルの細い糸を合わせて雰囲気を変えてグラデーションにチャレンジ。

織りは3色交差と2色交差を組合わせ、目立たせたい部分にはゴールドの糸を入れました。

前日に織った、一種類の縦糸と一種類の横糸を組合わせた作品を体験したことが、新しいイメージを膨らませるのに役立ちました。

これが私の「荒々しくて上品で、派手で地味なマフラー」です。

2012-02-08

糸バーゲンを待っていられません

今日はお気に入りの皮ジャンパーの裏生地取り替えが仕上がる日なので、原宿のお店に立ち寄ってSAORI東京に向かったため、適塾に着いたのは7時直前になってしまいました。

早速、「さをり・リーダース・コミティー」の申込書に推薦者のサインをお願すると、スタッフの方から、さリコの作品の制作に忙しくて来れないのかな?と噂していたところと言われました。

その通りです。作品は2種類を残すだけになりましたが、論文も残っています。

織り幅に変化をつけた作品と、あらあら織作品用の糸を購入して帰りました。
来週は糸バーゲンですが、それを待っていられませんので計1万円なり。

2012-02-06

SAORI実験

シルクの段染め糸を経糸・横糸に使って単純に織ってみました。
何の試みもなく、経と横を組み合わせて織るだけでは、機械織りと同様です。
こんな織り方には手織りの良さは何もない。
いっそ機械に任せれば、よっぽど均等に綺麗に織ってくれます。

「荒々しくて上品で、派手で地味なマフラー」のイメージに行き詰まった私は、時間がないのに、こんな回り道をしてみたのです。

「急がば回れ」
一色の縦糸と一色の横糸を組み合わせる愚かな試みから、当然のことながら、全然面白くないマフラーが出来上がったのです。


2012-02-05

課題 Ⅲ  基礎織タペストリー

「基礎織タペストリー」には、以下の10通りの基本的な織り方が織り込まれています。

① 交叉織り
② はつり目
③ 2色交叉織り
④ 3色交叉織り
⑤ 櫛で織る
⑥ 耳に房をつくる
⑦ 途中でヨコ糸を引っ張り出す
⑧ 窓をつくる
⑨ 浮き織り
⑩ ノッティング

掛け軸のイメージで縁と房をつけてみました。
縁と中央の柄の部分は、基本的には3色交叉になります。

2012-02-04

ギャランティ 新年・学習昼食会

6人のメンバーが集まり新年会。
今回のテーマは、Fさんの「南アフリカへの出発への決意」と私の「さをりとは」のレポートです。

さをりの「さ」は、禅の言葉:差異の最初の文字で、それは「すべての物はそれ自身の尊厳を持っている。」という意味です。
それを織りと組合わせて”さをり”と呼ばれています。みなさん、ご存知でしたか?



以下は私のレポートの資料。


2012-02-03

無心に織る展

2012/2/3-2/5
SAORI東京の代々木教室で、「無心に織る展」が開催されます。

SAORI東京のスタッフは、適塾のレイアウト変更に余念がありません。
両開きのガラスドアの部屋をクリエーター作品の展示スペースにして、織り機のスペースを広げ、
スタッフルームや発送入口を奥に集中させます。
倉庫の間仕切りも美しく、過去の度重なる試行錯誤の最良パターンとなりそうです。


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さをり織りは障害の有無や年齢に関係なく、誰もが楽しめる手織りです。
そのように楽しんでいる皆が参加している年に一度の展示会。
感性溢れる面白い表現の手織り服や小物など多数展示即売いたします。
ブース展示販売もございます。
会期中は糸や部品もお買い求めいただけます。
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