最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2015-09-20

NO MORE BASE FES



安保法制(戦争法)が成立した翌9月20日代々木で行われた講演会に参加しました。これは沖縄の辺野古基地建設に反対する一点で集まった若手弁護士たちの主催です。8月に若いママたちが集まった「憲法カフェin わこう」の講師を引き受けてくださった長谷川悠美弁護士もメンバーで、受付をされていました。

前半は写真家の森住卓さん。占領下で少女が戦車にひき殺された事件、復帰後の少女暴行事件、国際大学へのヘリコプター墜落事件などの写真。竜宮城のような辺野古の美しい海の写真。そして国会前のシールズの写真を映写しながらお話してくださいました。

後半は一ッ橋大学名誉教授の渡辺治さん。なぜ安倍内閣は安保法制(戦争法)、辺野古基地建設に執念を燃やすのか?彼はけっして「いいだしっぺ」ではなく、米国が要求し続けてきて歴代の総理ができなかったことを今、実行しようとしている。

安保法制(戦争法)の成立により、日本は米国の戦争に加担可能になり、日本の大企業が全世界の市場で儲けられる。100人以上の財界人をお供に55カ国を歴訪し原発を売り込んだ安倍総理。国民皆保険体制の解体、労働者派遣法改悪、法人税軽減は大企業の負担を軽くし、強い経済大国を確立するためである。
安保法制案(戦争法案)阻止の行動の中で、今までにない共同ができた。これを力に、これからが正念場であると結ばれた。

この間、国会に何度も足を運び、人々の連帯を実感した私にとって、この言葉は胸にストンと落ちた。折しも国連人権理事会に沖縄の基地問題を訴えている翁長知事。戦争法を廃案にする行動と基地建設反対の行動が両輪となる日も近いかもしれない。



2015-08-25

「憲法カフェ in わこう」がスタート


やっと念願の「憲法カフェ in わこう」がスタートしました。憲法カフェは「あすわか」の弁護士さんが「知恵を武器に、憲法を語っちゃおう」と始めた活動です。
「明日の自由を守る若手弁護士の会」通称「あすわか」の活動は最近SNSでもよく見かけます。「あすわか」は自民党の憲法草案が出た2012年に、憂いた弁護士歴15年以下の300人の弁護士さんが集まって結成されました。

私は昨年4月、高円寺で開催された「ワインサロン憲法」に参加して、はじめて「あすわか」の弁護士さんのお話を聞きました。その時の弁護士さんは武井由起子さんでした。
6月27日に埼玉会館で「埼玉母親大会」が開かれました。私は第12分科会の「今、話題の憲法カフェで語ろう」に参加して、徳永美之理弁護士と黒澤瑞希弁護士のお話を聞き、「和光でも憲法カフェを開きたい!」と発言したところ、「あすわかのHPから是非申し込んでください」とアドバイスをいただきました。

憲法カフェのいいだしっぺ4人は、35年前、幼子を保育園に預けて子育てしながら働いたママ友です。今、日本を、戦争をする国にしようとする安保法制(戦争法案)が参議院で審議されています。私たち世代は、戦争が終わって生まれた「戦争を知らない子どもたち」として生きてきました。私たちの子どもたちも、孫たちも「戦争を知らない子どもたち」でいて欲しい!と思っています。ですから今回は、私たちの子どもたちと同じ世代の若いママたちに是非「憲法カフェ」を体験してほしいと、第1回目を企画しました。

まずは弁護士さんを紹介してもらおうと、あすわかのHPにメールすると、埼玉県内の弁護士事務所でなく、東京の弁護士事務所に勤務する和光市在住の弁護士・長谷川悠美さんを紹介してくれました。なんとカフェを開いてみると、長谷川さんはいいだしっぺの1人教師の教え子であることが判明!縁は異なもの、今後もよろしくお願いします。


2015-05-31

集団的自衛権の行使容認の閣議決定撤回を求める埼玉総行動





国会での「戦争法案」の審議入り後はじめて日曜日。真夏日の北浦和公園で開かれた「集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を求める埼玉総行動」に1万人を超す人々が参加しました。電車の遅延もあり、人波をかき分け会場に辿り着くと、交通事故のリハビリ中のOさんは、すでに噴水広場の池の縁に座っていました。ここ数カ月体調を崩して外に出られなかったMさんも「集会に参加したい!」の一心で、電車を乗り継いでここまで歩いて来たと嬉しそうに話します。

集会のゲストスピーカーである元自衛官の泥憲和さんは「安倍首相をはじめとする一部の人たちには戦争は悲劇でない。新しい需要を生み出す破壊。武器が飛ぶように売れ、富と幸せをもたらす。死ぬのは他人でしかない。それを私達に悟られないためにペテンではぐらかせて戦争に引きずり込もうとしている。立場の違いをこえ手を取り合い、目の前の憲法の危機、平和の危機を打ち破ろう」と訴えました。

もう一人のゲストの鳥越俊太郎さんは「安倍政権の元で戦後70年の平和国家は空中分解されようとしている。憲法9条を日本の礎に、全国レベルで自・公の策謀を大衆のうねりで打ち破ろう」と病床から手書きのFAXを寄せられました。

日経新聞や毎日新聞の世論調査でも、今国会での「戦争法案」の成立に反対する人が過半数を占めています。衆院憲法審査会では与党を含めて合意した参考人(憲法学者)全員が「戦争法案」は違憲と表明しました。
13日には「STOP安倍政権!大集会」が東京臨海広域防災公園で開催が予定されています。先月21日からは国会前行動もはじまっています。国会での審議に呼応して、私たちも民意を示していきたいものです。


2015-02-03

「いのち 平和 憲法9条」2.3 埼玉大集会





本集会の呼びかけ人の一人である元生協役員の大友さんからのお誘いもあり、埼玉会館大ホールで開催された「集団的自衛権を行使容認した閣議決定撤回を!~いのち 平和 憲法9条~2.3埼玉大集会」に参加しました。

折しもイスラム国の「日本人人質事件」の悲しい結末を利用して、日本を再び「戦争をする国」にする策動が、今国会でも着々と進められようとしています。

小森陽一さん(東京大学大学院教授・九条の会事務局長)の講演「憲法九条をめぐる運動の正念場」では、開口一番、安倍首相の積極的平和主義が後藤健二さん殺害の要因だと指摘されました。

私も昨年の9月24日のラジオ番組で、後藤さん自身が次のように語っているのを聴きました。「ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下、空襲による焼け野原からの復興、技術大国となった日本は戦争をしない国だと中東では共通認識をもっています。でも安倍さんが米国の空爆を支持すると演説すれば、日本は同盟国と見なされ、テロとか誘拐事件に巻き込まれる、それがバロメーターです。」まさに、それが現実となりました。

解釈改憲による「戦争をする国」の現段階を歴史的にとらえる項目では、戦後史さながらの授業で、「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定(全文)が配られ、熟読する宿題が出されました。

2004年、九条の会発足当時の世論調査では改憲支持が65%、改憲反対は22%、現在は改憲反対が過半数を占める状況です。草の根の運動で安倍政権に終焉を!と小森さんは締め括られました。

         

2015-01-31

お台場のランチ班会





1月31日の新年会を兼ねた「つくし班」の班会は、お台場のグランパシフィックホテルのランチバイキングでした。豪華!とビックリされる方もおいででしょうが、実は班メンバーである川上豊子さんの息子さんがシェフをされているホテルなのです。

総勢10名で和光市駅に集合し台場へ。所狭しと並べられたお料理に舌堤を打ちながら、親子or婆孫の問題から介護サービスまで話題は尽きません。

食後、デーサービスに通う夫さんの出迎えに2名の方が先に帰られましたが、残りのメンバーは観覧車でよく晴れた空から地上を見渡しました。30歳の息子曰く「僕らでも台場の観覧車は乗らないぞ」。10代の若者の街だそうです。

途中でTVカメラを向けられ、ハンセン氏病についてインタビューを受け一躍有名人?
この時、先に帰られた記藤さんのご主人が2月に亡くなられたと聞きました。ご冥福をお祈りいたします。

ところで保育園のママ友でもある川上豊子さんは、唯一の女性候補として県議会に和光市から立候補しました。私たちの願いを県に届けて欲しいな!と応援しています。