最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-07-02

墨彩画に調和するタペストリー


課題のタペストリーは、以前織ったものを縮じゅうしました。
2色交差織りをふんだんに取り入れ、金糸と段染め糸をポイントに、ここでは写っていませんが、原毛もアクセントに織りこんだ華やかなタペストリーに仕上がっています。

我が家のリビングには、京都で購入した山内大童の墨彩画「注文の多い料理店」が、黒の額に入れて飾られています。
その部屋の壁に調和出来るタペストリーをイメージして織りました。
色彩は違和感がないように、縦糸は墨色を意識して色糸を使わず黒の変わり糸だけで整形し、横糸は絵に負けないパワーのある色調の糸を織り込みました。

全長が4m20cmほどあるので、軽い脱水の後にアイロンをかけて形を整えているのですが、干すとしばらくの間は滴がしたたり落ちてきます。
床にバスタオルを敷いて水を防ぎ、2~3日陰干しをしなければなりません。

ケガで外に出歩けないのを逆に好機と捉え、7月は織り上げた布を縫製することに集中しようと考えています。

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