最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-12-10

マルクス自身の手による「資本論入門」

長引いた風邪からようやく復活できそうな気配です。
今日は一日外に出ず、『資本論入門』を読み耽りました。
来年からの「資本論講座」を前に、ちょっと予習でもと読み始めたこの本は、結構曰くつきの一品でした。
サブタイトルの「マルクス自身の手による」は、以下のような理由があるのです。


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1874年、ドイツ人のヨハン・モストという人が、『資本論』第1巻からの抜粋に加筆して、「資本と労働=カール・マルクス著『資本論』のわかるダイジェスト」というパンフレットを発行しました。

1875年、ドイツ社会民主労働党の指導者の要請で、『資本論』第1巻の内容を労働者にわかりやすく伝える啓蒙書として、マルクスは膨大な加筆修正を行い、翌年に改定第2版が発行されました。

この事実は、1984年マルクス・エンゲルス財団が古本屋から購入した第2版が、マルクスが自筆で書き込みした自用本だったことから、その時はじめてマルクスの関わりが判明したのです。

『資本論入門』の表紙は、マルクスが自分用の第2版に自筆で欠落部分を加筆した個所を図版化しています。
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