最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-09-24

キネマの天地 井上ひさし


久しぶりに紀伊國屋サザンシアーターで、井上ひさし作、栗山民也演出の「キネマの天地」を観てきました。
井上ひさし作品は、震災と怪我で2本もドタキャンしてします。

演出家・栗山民也はこの作品を以下のように評していました。
「井上ひさしがシナリオ参加した山田洋次監督の映画と、タイトルは同じだが全く異なる作品。舞台版キネマの天地は井上自身の演劇に対する愛情と、舞台への熱い思いを綴った作品。」

25年前の映画「キネマの天地」は観ていませんが、新人だった有森也美が大抜擢されたことは覚えています。
映画の大ヒットで、井上ひさし作・演出による舞台版が実現し、上演に当たって、松竹㈱永山武臣社長に彼は次のように語ったそうです。


「劇作と言うものは、俳優の肉体を借りて成立するものであるから、俳優を演じさせることにより、俳優の真の姿を浮かび上がらせ、古き良き時代の映画人の悲哀、ひいては現代人にも共通する夢と現実を描きたい」

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