最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2011-10-11

今、日本の食糧と農業を考える 原発事故とTPP-

「生活文化・地域協同研究会」の10月例会に参加しました。
今回のいいだしっぺ会員は農水省職員のNさん。
官庁データを駆使した貴重な資料が提供されました。

3つの大震災の農林水産関連の被害額を比較した表は、
東日本大震災が如何に大きな被害をもたらしたかを
物語っています。

東日本大震災      被害22,839億円
                                    死者15,832人・行方不明3,983人 
             
新潟県中越地震     被害1,330億円
                                    死者68人 
                                 
阪神・淡路大震災   被害900億円
                                                                    死者6,434人・行方不明3人

「放射性物質汚染の恐れのある農畜産物への消費者評価」(氏家清和・筑波大大学院助教授)

原発事故以降の国産品への消費者志向は時間が経過するにつれ、徐々に低下。
3月:80.6% ⇒ 6月:78.8% ⇒ 8月:71.5%


特に若い層ほど評価は低い傾向。
20代:61.0%、30代:62.6%、40代:63.5%
50代:73.6%、60代:85.7%



出典:農林水産省「食糧需給表」

輸出国
オーストラリア173%、カナダ168%
アメリカ120%強、フランス110%

輸入国
ドイツ80%、イギリス70%弱、スイス50%強
韓国50%弱、日本40% 

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