最近、おもうこと

50歳から始めた”さをり織” 「自分自身を織り上げる」という創始者・城みさをさんのことばに惹かれました。

定年後の第二の人生、2016年7月に「姉妹塾 SAORIKO-UKO」 を和光市で開所しました。

大好きな”さをり織”を、多くの人に伝えて一緒に楽しみたいと思っています。

もうひとつのチャレンジは、10年間続けているネパールの貧しい家庭の子ども達の就学支援、この活動をもっと広げるために、

2017年4月に「ネパール子ども基金・里親の会」のブログを立上げたことです。

里子が自分自身の将来を切り開くために、私たちのボランティア活動が少しでもお手伝いができればと考えています。

そしてこの「SAORIKO日記」を再開しました。

2016-07-31

埼玉戦争展





「戦争とメディア」の展示では、当時のメディアは「満州事変は自衛のためだから不戦条約違反でない」と報道し、国民は南京虐殺も知らされなかった。漫画も国民を戦争に誘導し、戦争一色となった婦人雑誌の記事が紹介されていた。

 そして現在、「脅かされる報道の自由と政権によるメディアへの介入」のコーナーでは、安倍首相のマスメディア幹部との会食年表と単独インタビューの年表(2015年)が比較展示されていた。参院選挙期間中は徹底した争点(改憲に賛成か反対か)隠しをしておきながら、投票日翌日の朝刊一面のトップ見出しは、どの新聞も同じように「改憲勢力3分の2」の文字が踊っていた。

「放送法」は、戦前・戦中の反省にもとづき放送の自由を保障するために制定されたにも関わらず、「政治的公平性(4条2項)について判断し、電波停止もありうる」と言い放った高市総務相発言を菅官房長官も安倍首相も容認した。

午後からのイベントコーナーは武蔵大学教授・永田浩三さんのトーク。「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」の元プロデューサーと案内されては聞き逃す訳にはいかない。狭い会場でイスも足りず、フロアにジベタリアン状態で興味深い話に耳を傾けた。
6時の記者会見後のニュース7、ニュースウオッチ9の安倍首相の生出演は政府広報部。

②「クローズアップ現代」:昨年7月3日、集団的自衛権の行使容認について国谷裕子キャスターが菅義偉官房長官に質問する構成。放映後に首相官邸からNHKに抗議が入り、「クローズアップ現代」は時間帯もキャスターも変えて「クローズアップ現代+」としてスタート。

③ETV特集2001番組改変事件:慰安婦問題を取り上げた番組に当時の安倍晋三官房副長官がNHK幹部を呼び出し、「公平・中立にやってほしい」「お前、勘ぐれ」と発言。慰安婦の証言が削除される。



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